書影
  • 地域デザイン学会/編
  • A5版 並製 252ページ
  • ¥2750 (本体価格 ¥2500 + 税)
  • 2017年03月15日 発売

特集 地域デザインのコンテクスト転換

地域の新たな魅力を創生する。その仕組みとヒントがここにあります。

地域デザイン学会は、グローバル時代における「地域」の可能性を「コンテンツからコンテクストへ」という視点から学際的に研究する団体。本書は同学会が年2回発行する研究論集。
今号の特集は「地域デザインのコンテクスト転換」。原田保(同学会理事長)ら研究者による論文と研究ノート、また研究会やフォーラムの記録などを収録。

目次

巻頭論文 地域デザイン理論のコンテクスト転換―ZTCAデザインモデルの提言 原田保

論文1 地域学習のメカニズムとダイナミックな地域能力 山田敏之

論文2 地域デザインのアクター 板倉宏昭

論文3R 食料産業クラスター事業の展開方法―青森県りんご産業を中心として 金藤正直・岩田一哲・高山貢

論文4 ビッグデータによる岡山の観光資源の分析とコンテクスト転換 杉山慎策・村上敏也

論文5R 高田屋嘉兵衛の経営―人権を尊重するCSR経営の元祖 斎藤智文

研究ノート1R 地域の予防医療展開を目指したリレーションシップデザインの構築 村山敏夫

研究ノート2 都市の地域ブランドデザイン戦略試論―三鷹市を事例とした都市型の地域デザインの考察 宮本文宏

受託研究報告 大月市の地域ブランド研究に関わる報告 佐藤茂

関東・山梨・長野地域部会第4回研究会講演要旨 老舗企業研究の経緯と地域デザイン 横澤利昌

第2回健康生活デザインフォーラム総括講演要旨 スポーツに見る“革新性”と“拡張性”の考察―「相撲」、「柔道」、「ベースボール」、「サッカー」を捉えて 原田保

第2回健康生活デザインフォーラム研究報告 ベビーサインを通したコミュニケーションと地域社会への貢献―企業も参画する地域コミュニティの形成 野津聡

研究会運営委員会主催第3回研究会講演要旨 飛鳥から藤原京、平城京へ―可視的構築物を通して 吉村武彦

著者紹介

地域デザイン学会(チイキデザインガッカイ)
2012年設立。地域振興や地域再生を、コンテンツではなく、知識や文化を捉えたコンテクストの開発によって実現することを指向し、学際的、業際的な地域デザインを知行合一的に推進しようとする学会。