書影
  • 地域デザイン学会/編
  • A5版 並製 236ページ
  • ¥2750 (本体価格 ¥2500 + 税)
  • 2017年03月15日 発売

特集 地域革新と地域デザイン

地域の新たな魅力を創生する。その仕組みとヒントがここにあります。

地域デザイン学会は、グローバル時代における「地域」の可能性を「コンテンツからコンテクストへ」という視点から学際的に研究する団体。本書は同学会が年2回発行する研究論集。
創刊号の特集は「地域革新と地域デザイン」。原田保(同学会理事長)ら研究者による論文と研究ノート、また明治大学野生の科学研究所所長・中沢新一の講演「地域のアースダイバー」などを収録。

目次

巻頭論文 地域デザインの戦略的展開に向けた分析視角―生活価値発現のための地域のコンテクスト活用 原田保

論文1 集落限界化プロセスと過疎対策―奈良県過疎地域集落実態調査に基づいて 麻生憲一

論文2 戦前期における外来商業がもたらした沖縄経済の変容 吉崎誠二

論文3 地域の問題解決と協働のデザイン―メタ組織における分化と統合 西村友幸

論文4 地域ブランディングのプロセスの地域分析に関する考察 山田啓一

論文5 コンテンツとしての地域資源のコンテクストづくり―8都市における観光型商店街の研究から 関谷忠

論文6 地域キャラクターにおける地域デザイン的分析 庄司真人

論文7 地域における薬局の役割に関する考察 吉澤靖博・藤田健二

研究ノート 一般社団法人淡路エリアマネジメントの設立背景とその役割 松本久美

講演1 地域のアースダイバー 中沢新一

講演2 クール・ジャパンと地域イノベーション 梅澤高明

シンポジウム 地域デザインにおける新機軸―市町村および区レベルの課題と対応

著者紹介

地域デザイン学会(チイキデザインガッカイ)
2012年設立。地域振興や地域再生を、コンテンツではなく、知識や文化を捉えたコンテクストの開発によって実現することを指向し、学際的、業際的な地域デザインを知行合一的に推進しようとする学会。