
- A5版 228ページ
- ¥3300 (本体価格 ¥3000 + 税)
- 2025年10月03日 発売
紹介
グローバル時代における地域の可能性を「コンテンツからコンテクストへ」という視点から学際的に研究する地域デザイン学会の研究論集。今号の特集は「ZTCA デザインモデルを構成する各要素の展開事例」。原田保ら研究者の論文を収録。
版元からひとこと
地域の未来を拓く学術的視座を提供する『地域デザイン学会研究論集』最新第26号が刊行されました。
今号の特集は「ZTCAデザインモデルを構成する各要素の展開事例」。巻頭論文では「異端と正統」×「コンテンツとコンテクスト」という二軸の対抗概念をもとに、新たな地域価値創造のデザイン技法を提言。さらに、アニメを通じた地域価値の発現、食農学習社会の構想、地方創生2.0の新結合論など、第一線の研究者による多彩な論考を収録しています。
グローバル時代における地域の可能性を多角的に読み解く本号は、研究者のみならず、自治体関係者、地域活性化に携わる実務家、文化・コンテンツ産業に関心を持つ方々にも必読の一冊です。
目次
『地域デザイン』第26 号の刊行にあたって 3
原田保
巻頭論文
「異端と正統」×「コンテンツとコンテクスト」という
2 軸の対抗概念の活用によるデザイン技法の新たな提言 11
──地域を対象にした価値創造のための新機軸の構想に向けて
原田保 板倉宏昭 西田小百合
論文1®
選ばれるコミュニティ東京の一考察 39
──東京一極集中肯定の立場からみる地域の価値観とコンステレーション
越川靖子
論文2
アニメを通じた地域価値の発現について 57
── ZTCA デザインモデルの適応可能性
齋藤典晃
論文3
食農学習社会になるための地域デザイン 75
大室健治
論文4
「地方創生2.0 基本構想」と地域デザイン 95
──「ゆるい新結合」の提案
藤田直哉
論文5
我が国の復権のための地域デザインのコンテクスト転換 117
──コンパクト化と地域間の連携による価値発現に向けた構想
原田保 西田小百合
論文6
オリジナルな理論としてのZTCA デザインモデルをエンジンにした
地域デザイン学会の活動に見られる基本的な特徴に関する考察 137
──コンテクストデザイン視点から展開される多様な活動の組織デザイン論からの考察
原田保 西田小百合
第5 回デザイン科学研究推進フォーラム要旨
価値増大のためのメソドロジー 163
責任編集 編集委員会(原田保・西田小百合)
原田保 西田小百合 小林康一 藤田直哉 佐藤正弘
地域デザイン学会誌『地域デザイン』投稿規定・執筆要領 187
地域デザイン学会誌『地域デザイン』第28 号掲載論文の募集について 191
編集後記 192
著者紹介
- 地域デザイン学会
- 地域デザイン学会
2025年10月3日 地域デザイン最新号No.26発刊。グローバル時代における地域の可能性を「コンテンツからコンテクストへ」という視点から学際的に研究する地域デザイン学会の研究論集。
今号の特集は「ZTCA デザインモデルを構成する各要素の展開事例」。原田保ら研究者の論文を収録。