- B5版 並製 160ページ
- ¥1200 (本体価格 ¥1091 + 税)
- 2022年05月30日 発売
紹介
瀬戸内の生き方、暮らし方をご紹介する
ライフスタイルブック『せとうちスタイル』。
せとうちに暮らす人々の日々の物語をはじめ、
美しい海や島に育まれたモノたちのストーリーもお届けします。
14号の特集は「旅するように、暮らす」。
遠くに見える島々や、行き交う船を眺めたり、
同じように見える海が、
日によって表情を変えることに気づいたり。
日常の暮らしの中に、旅する時間がある。
瀬戸内に暮らしていると、そんな風に感じることがあります。
今号では香川県の男木島と尾道の向島で、
旅するように暮らす人々を取材。
そのほか、「瀬戸内からはじめるSDGs」や、
STU48とのコラボ企画「彼女たちのせとうち物語」、
瀬戸内に暮らす5人の写真家が撮影したそれぞれの瀬戸内を40ページで紹介。
前書など
島のパン屋さんが焼いてくれたパンを
自転車に乗って港までとりに行くことがあります。
パンはフェリーに乗ってやって来ます。
約束の時間より少し早めに行って、
パンが乗っているフェリーが港に着くのを待ちます。
その朝、パン屋さんが坂道や石段を下り、
パンの入った箱を船の乗務員さんにわたしている姿を
勝手に想像しながら、待つのが好きです。
箱を受け取ると、フタを開けなくても、もう香ばしいパンの香り。
だから、また想像します。
パンの香りに気づいただれかが、香りをたどってフェリーに乗って、
坂道を歩いて、石段を上がり、島のパン屋さんにたどり着く……。
そんなことを想像しながら、旅しているような気持ちになって、
自転車のカゴにパンを乗せて、わくわくしながら帰ります。
瀬戸内で、旅するように、暮らす。
目次
04_編集長が旅の途中で買いました
せとうちモノnote
第14回 父母ヶ浜で出会った「砂時計」
05_Setouchi Style_Column①
せとうちには明日の風が吹いている
佐藤秀司
08_特集
旅するように、暮らす
16_旅するように、暮らす①
大島よしふみさん ちいさん(男木島/香川県)
28_旅するように、暮らす②
みらいのこども舎(向島/広島県)
40_Special Photo Gallery
MY LITTLE CORNER OF THE WORLD
本田史郎
48 _あるく、みるきく、たちどまる。
せとうちのまちを歩けば
第11回 北木島(岡山県)
52_せとうちスタイルが気になったモノやコト_TRIP
北木石の、悠久の歴史を刻む「石切りの渓谷展望台」
瀬戸内ならではの絶景
53_Setouchi Style_Column②
魂が震えた天日干し米
溝口雄介
54_今日も、明日も、あさっても 自分らしく、美しく暮らす。
スペシャルインタビュー 東 ちづるさん
62_お弁当、つくってください。
島なのに異国弁当
つくった人 島宿農園「ほとり」唐﨑翔太
64_Special Photo Gallery
family of light
宮脇慎太郎
72_役に立たないけど、なぜか歩きたくなる
島マップ 〜女木島編〜 上野あづさ
76_せとうちスタイルが気になったモノやコト_NEWS
現代の妖怪に会いに行ったら、SDGsを身近に感じられる?
解決策を思いつく?
77_STU48×せとうちスタイル
彼女たちのせとうち物語 高崎彩子編
83_せとうちスタイルが気になったモノやコト_NEWS
画家・猪熊弦一郎さんのオリーブが
90年のときを経て小豆島に里帰り
84_Special Photo Gallery
耳を澄まし、聞こえるいちばん遠くの音に、指を伸ばしてく
河西春奈
92_瀬戸内からはじめる、SDGs
有限会社 宇和島屋(愛媛県)
小豆島ヘルシーランド株式会社(香川県)
98_カレーとくつした(淡路島/兵庫県)
106_菅組のSDGs(香川県)
114_ Special Photo Gallery
Horizon over the sea
青地大輔
122_神社からはじまる、小豆島の旅
130_車窓からの眺めとともに、移動時間がもっと楽しく
せとうち駅弁COLLECTION
134_瀬戸内の海から、島から
《連載》
140_男木島図書館ができるまで。最終回
ただ自然にそこにある
額賀順子
146_瀬戸内古墳航海録 第15回
笠置峠古墳(西予市/愛媛県)
乗松真也×宮脇慎太郎
152_モノノケ島あるき遍路 其の拾伍
銚子の滝(小豆島/香川県)
柳生忠平
154_せとうちブックラバーズ 第9回
『ブタとともに』
丸亀市市民交流活動センターマルタス 昆 憲英
156_ Special Column
化粧
大西康彦
158_ せとうち島マップ
著者紹介
- せとうちスタイル編集部