書影
  • 河端孝幸/著
  • B5版 並製 80ページ
  • ¥1540 (本体価格 ¥1400 + 税)
  • 2013年12月25日 発売
書評掲載情報
2014-02-16 毎日新聞
重版情報
2刷 2019-02-15

紹介

病気になった時のあなたも、健康な時と変わらず、自然界の中で分け隔てなく命をいただいている、かけがえのないあなたなのです。」
――本書より

やさしい言葉で語る、漢方の教え。
漢方相談員として福岡・佐賀を中心に活躍し、RKB毎日放送「みず堂のなるほど漢方」、NBC佐賀「漢方で健康!」でおなじみの河端孝幸のはじめてのエッセイ。
体の不調の背後にある心の問題に耳をすませ、人びとが「自分の力」で笑顔を取り戻すための漢方や東洋医学の考え方、日々の暮らし方、そして漢方相談員としてのみずからの歩みを語る、現代の《養生訓》。

目次

はじめに 感謝からはじまる

第1章 漢方の教え 
1 自律神経を整える 正しい呼吸の仕方
2 人はなぜ病気になるのか、そして治るのか 「心・食・動・休・環」と自然治癒力
3 身体を哲学的に捉える 東洋医学の根本原理 ―― 整体観
4 人の体を全体的に捉える 東洋医学の「バランスと調和の世界」
5 生きものをまるごと食べて栄養を摂る 「一物全体」の考え方
6 生薬の恵み 漢方薬と民間薬の違い
7 「治す」のではなく 苦しむ心に寄り添うこと

第2章 漢方と私
1 病弱な幼少期を過ごし 大学入学の春にはじめて感じた感謝の気持ち
2 はじまりは、西洋医学の考え方を捨てることから 一冊の本と出会い、漢方の力を確信 
3 落ち込んだ時期を乗り越え気づいたこと 人の役に立つために、まず自分を褒めること
4 心に響いた言葉 「あなたのそばで家族のように」

河端孝幸先生おすすめの本
―― 「漢方の教え」をより深く理解するために

著者紹介

河端 孝幸(カワバタ タカユキ)